Monthly Archives: August 2018

選択と集中

定期購読している雑誌がある。日経ビジネスと、文藝春秋だ。 両方とも、自分にたりない知識や、世界の動きを教えてくれる、とても大切な雑誌。 ただ日々の仕事や雑事に追われて、どうしても積ん読になってしまうことがある。この夏季休暇を通じて、その借金の返済をしている中で、感じたことがある。 それは、時間はいくらあっても足りない、ということだ。 自明の理だが、改めて感じる。 常に、やりたいことは出てくるし、そこでいかに優先順位をつけて、やるべきことを決めて行っていくのか、ビジネスの日常と何も変わらないのだが、その優先順付けの大切さを、この借金返済読書中に、痛烈に感じた。 つまり、雑誌にしろ、何にしろパレートの法則である。 書いてあることの2割が、全体に及ぼす影響の8割を占めると感じながら読み進めるのである。今までの自分は、日経新聞であれ、文藝春秋であれ、隅から隅まで読むことで、何か得るものがあるのではないか、と読んでいた。 これも、趣味と言えばそれまでだし、時間がいくらでもある中で、これを優先順位のトップに置くことができる人はそうすれば良い。 ただ、今の自分にはそれはできない。 となると、この本から何を学べるのか、また、この本で言いたいことは何か、それを感じ取りながら、全体をざっと眺めて、必要そうな箇所を決めて、集中的に読み込む。当たり前のことなのだが、どうしても貧乏症かつ、完璧主義者になってしまう自分がいるため、ついつい全てに目を通したくなってしまう。 上手く、必要な箇所を抜き出し、上手く要所をつかむ。 これは、とっても必要な力。 常日頃、意識していないと忘れそうになってしまうと感じて、思ったこの瞬間にこの文章を書いている。 こういった、日々の自己の振り返りをしながら、少しずつ上手く生きていけるように。  …

おもてなしの心

金沢旅行に来ている。   おもてなしの心を感じた。 金沢まいもん寿司。 日本一豪華な回転寿司、と言われている回転寿司屋さん。 そこでは、両手でお寿司を出されるのだ。 もちろん、寿司職人がオーダーは笑顔で受けてくれる。 お寿司は、まるで、表彰状を渡されるイメージが一番近いと思うのだが、 恭しく、両手で、少し下から、手渡される。にこっとね。 これは、味もさることながら、流行るわけですね。 お会計を済まして、お店から出るときも、近隣のホールスタッフは、 ほぼ全員こちらに気づいて、笑顔で挨拶をしてくれた。 とっても気持ちよく、金沢旅行のスタートを切ることができた。 ありがとう、まいもん寿司 トップページ…