サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい

三戸政和さんの本。

率直に言うと、新しい世界が広がったと思います。

ただ、まだ自分には遠いかな、という感じ。

この本を読んでいる間に、たまたまつけていたNHKの番組で、会社を買って社長になる人が増えているというテーマをやっていたりと、社会的にも個人で会社を買うことが認知されているのだな、と感じた。

「成功するためには、リスクを取ることが当たり前だ」

「つまり、リスクを取れるかどうか。実際に行動を起こせるか否かです」

「東証一部上場企業は2000社。株式上場をしている会社は、3600社。上場企業は、全体の0.1パーセント以下。日本には、企業が410万社、中小企業が380万社。同じ数だけ社長がいる。日本の労働人口は、6500万人、働いている人の16人に一人が社長。」

こういった、具体的な数値に基づいた話は、日々の生活においてもイメージを沸かせるために、とても貴重な話でした。

本書には、企業経営や、企業を実際に購入しようとしたときに直面する細かい事情など、箇条書きにされながら、記載があります。

今すぐ、会社を購入できるわけではないため、多少の何回に思える慣れ親しんだことのない用語の話はななめ読みしてしまっていますが、参考書のような形で、手元に置いておきたいと思える本です。

各論は、まだ理解が浅いですが、概念や総論は理解ができたと思います。

箱もののオーナーになるということで、税金対策含めて数多くのメリットがあるということは、本書以外の同ジャンルの本から学びを得られています。

いつか、自分もリスクをとることができるのかな。