Daily Archives: 2018年6月10日

居残り佐平次

落語。居残り佐平次。 ふうむ。ここまで肝が座った男がいたら、さぞ気持ち良いだろうな、と思う。 今の世の中では、こういった男は出てこないだろう。と思ってしまう。 出てくるとしたら、ネットニュースやツイッターの炎上か。 江戸時代には、こういった話も笑い話になるくらいの包容力があったのだろうか。単純な時代の差もあるとはいえ、現代は、悪を、みんなで悪だと叩く世の中であるのは事実。…

プロとしての提案力

相手が求めていることはなにか。 それを察し、相手に対して提案していく力は、日々の生活においても重要だ。 毎日の仕事で実感し、かつ後輩指導の際にも意識していることだが、ふとした瞬間に再認識する。 今日、歯医者に行った。ここ何週間か、顎が痛むのだ。美味しいものを美味しくいただけない。つらい日々が続いていた。 調べると、顎関節症というものらしい。 治療法としては、大掛かりになると矯正しかなく、あとは日々の習慣から治していくしかないらしい。 自分としても過去にも顎が痛くなったこともあり、放っておくしかないのかと思っていた。ただ、とりあえず診てもらい、話を聞こうと思い、歯医者に行ったのだ。 先生は若い女性だった。 症状についての私の話を、メモを取りながら聞いてくれ、口の写真やレントゲン写真をとりながら、やはり顎関節症だとの結論に至った。 さて、問題はそこからだ。では、私はどうすれば良いのか。 ある程度の情報は、私もネットで調べているため、抜本的な解決方法がないのは分かっている。とはいえ、何か日々の生活の習慣を変えることで、改善を計れないのか。何か、先生の口からアドバイスがほしいというのが、私の本音だ。 ただ、先生も何も言ってはくれない。謎の沈黙があった。 おそらく、先生としても、私が何を望んでいるのかを慮っていたのだろうことは想像できる。そして、これが男女の脳の違いなのかとも想像できる。 (つまり、男性脳は課題の解決方法を早急に導き出したがる傾向にあるということだ。) 私としては、解決方法が何か、知りたかったのだ。 もし矯正するとして、費用、期間はどれくらいかかるのか。…