こどもの頃のワクワク感を最近また思い出している。
僕は一眼レフが好きだ。
今は、フルサイズ機としてcanonの5D(初代)、サブ機として7D、サブ2号機としてkiss3を所持している。
この3台の一眼レフカメラを保管しているのが、防湿庫だ。
ただ、防湿庫と言っても、HAKUBAとかのかっこいいワインセラーのような防湿庫ではなく、いわゆる防湿ボックスだ。
本来は、ワインセラー防湿庫が欲しかったのは言うまでもないが、価格が5万円くらいしたりして、僕には少し高額に思えてしまったため、泣く泣く防湿ボックスを買ったのである。
ただ、使ってみると、これが良い。
充電機能があるわけでも、ライトアップできるわけでもなく、インテリアとしてはカッコイイわけではない(むしろダサい笑)。本当にただの箱なのだが、それが僕には良い。
機能はシンプルにした方が良い。とはどこかで聞きかじった言葉であるが、まさにその通り。まさに僕の愛すべき5Dはその象徴のようなカメラだ。
ムービーも撮れないし、本当に写真を撮ることだけを考えたカメラ。余計な諸々の機能がつくと、それだけで、本来の目的から逸れることになる。
おっと、まさに、この文章が本来の目的を見失いそうになったので、戻ります。
僕の大切なカメラ、レンズ、メンテナンス道具、などが詰まったこの防湿ボックスが、僕のおもちゃばこだ。
今は、道具が増えたおかげで、3つの防湿ボックスを所持しているが、開ける瞬間、ワクワク感が止まらない。
今日は、どこに行って何を撮ろうか。
おもちゃばこを開けた瞬間から、僕の気持ちは高まるのである。
そして、しっかり1日を終えたカメラを綺麗にしてあげて、おもちゃばこに戻す瞬間も、僕の楽しみである。
こうやって、道具を大切にする習慣は、何かにつけて大事だと思う。
靴磨き、アイロンがけ、スーツのブラッシング。などもそうか。
思えば、小学校の野球で培ったスパイク磨きが生きているのかもしれない。
道具を大切にし、収納しておく場所にもしっかり自分の楽しみを見いだせると、またその道具に愛着が湧くし、結果的にその道具を使ったアウトプット(成果物)も良いものになると思います。