マネジメント

マネジメントの道は、険しい。 メンバーそれぞれの人生に責任を持つ。 言葉で簡単に言えることではない。 ときには、厳しくメンバーを叱り、ビジネスパーソンとして鍛えていかないといけない。 そういう意味でも、特に若手層のマネジメントに携わる上では、絶対に甘やかしてはいけない。 ときに、悪者になろうと、強さを持って戦わないといけない場面がある。 メンバーに、自ら気づいて欲しい、だから、あえて厳しい話はしない、というのは、一見優しそうに見えても、本当の意味でメンバーのことを考えられていない。 メンバーを思えばこそ、厳しい話も、しっかり伝える必要がある。 メリハリをもって、ときに厳しく、ときに優しく。 マネジメントの道は険しい。 ミッキーの誕生日は11/18だそうで、おめでとう!!…

新しいモノ

奈良の鹿。 古いモノも好きですが、新しいモノも好きです。 iPhone XS Maxを買ってみましたが、やはり楽しい。テクノロジーは進化しているので、常に自分もアップデートしていきたい。 とはいえ、一眼レフは、5Dの初代を買って楽しんでいます。そろそろフィルムカメラも楽しんでみたい。…

選択と集中

定期購読している雑誌がある。日経ビジネスと、文藝春秋だ。 両方とも、自分にたりない知識や、世界の動きを教えてくれる、とても大切な雑誌。 ただ日々の仕事や雑事に追われて、どうしても積ん読になってしまうことがある。この夏季休暇を通じて、その借金の返済をしている中で、感じたことがある。 それは、時間はいくらあっても足りない、ということだ。 自明の理だが、改めて感じる。 常に、やりたいことは出てくるし、そこでいかに優先順位をつけて、やるべきことを決めて行っていくのか、ビジネスの日常と何も変わらないのだが、その優先順付けの大切さを、この借金返済読書中に、痛烈に感じた。 つまり、雑誌にしろ、何にしろパレートの法則である。 書いてあることの2割が、全体に及ぼす影響の8割を占めると感じながら読み進めるのである。今までの自分は、日経新聞であれ、文藝春秋であれ、隅から隅まで読むことで、何か得るものがあるのではないか、と読んでいた。 これも、趣味と言えばそれまでだし、時間がいくらでもある中で、これを優先順位のトップに置くことができる人はそうすれば良い。 ただ、今の自分にはそれはできない。 となると、この本から何を学べるのか、また、この本で言いたいことは何か、それを感じ取りながら、全体をざっと眺めて、必要そうな箇所を決めて、集中的に読み込む。当たり前のことなのだが、どうしても貧乏症かつ、完璧主義者になってしまう自分がいるため、ついつい全てに目を通したくなってしまう。 上手く、必要な箇所を抜き出し、上手く要所をつかむ。 これは、とっても必要な力。 常日頃、意識していないと忘れそうになってしまうと感じて、思ったこの瞬間にこの文章を書いている。 こういった、日々の自己の振り返りをしながら、少しずつ上手く生きていけるように。  …

おもてなしの心

金沢旅行に来ている。   おもてなしの心を感じた。 金沢まいもん寿司。 日本一豪華な回転寿司、と言われている回転寿司屋さん。 そこでは、両手でお寿司を出されるのだ。 もちろん、寿司職人がオーダーは笑顔で受けてくれる。 お寿司は、まるで、表彰状を渡されるイメージが一番近いと思うのだが、 恭しく、両手で、少し下から、手渡される。にこっとね。 これは、味もさることながら、流行るわけですね。 お会計を済まして、お店から出るときも、近隣のホールスタッフは、 ほぼ全員こちらに気づいて、笑顔で挨拶をしてくれた。 とっても気持ちよく、金沢旅行のスタートを切ることができた。 ありがとう、まいもん寿司 トップページ…

ウィンストン・チャーチル / ヒトラーから世界を救った男

飛行機の中でみた映画。字幕は中国語だったかな。 結論、予告編がとても簡潔に内容をまとめている映画です。 ストーリとしては、とてもシンプル。 ヒトラーに対して、屈するのか否か。 その一点について、英国としてどう判断をするのか、チャーチルが苦悩する。 自分は、ビジネスに置き換えて考えてしまうことが多いのですが、リーダーシップとしてチャーチルはあるべき姿の一つに思えました。 自分の意見、考えをしっかりと述べることができる。 かつ、そこに自分の想いを乗せることができる。激論になっても構わない。国益を考えて、自分が嫌われたとしても、考えを曲げない強さがある。 部下の姿も印象的。チャーチルのラジオ演説の前に意見を求められ、率直に賛成できません、と進言することができる。これは、信頼関係がないと成り立たない光景だと。日常の自分のビジネスの場で起こり得るか。まだ明確な自信はない。 そして、そのような強硬な姿勢を持つチャーチルにも、素直な一面がある。 英国王の助言を受け入れ、地下鉄に乗るチャーチル。 そこで得た、市民の声を力に、国を動かす。 大事なことは、現場が教えてくれる。そんな当たり前なことを思い出させてくれる映画。 現場に足を運び、現物を見て、現実を知る。三現主義の大切さも身にしみますね。 それにしても、僕が印象に残ったシーンが予告編に本当に上手くまとまっています。 映画の予告って、流れもめちゃくちゃになっていて、インパクトのあるシーンばかり流れているモノも多いのですが、この予告編は個人的にはとっても好きです。…

船徳

船徳。古今亭志ん朝。 船の上での動きはぜひとも生で見てみたい。 途中からどんどん惹き込まれていきます。こんなにも動きがある落語は初めて。 煙草のくだりも良いし、船を漕ぐ動きはとっても臨場感があります。 思わず笑みがこぼれてしまうこと、間違いなし。…

女の機嫌の直し方

黒川伊保子さんの本。 すぐに日常生活にも活かしていけそうな内容が散りばめられています。 女性マネジメントに悩みがある男性は一読の価値ありです。 カーネギーの人を動かす、という名著があります。 また違った切り口ではありますが、女性の思考回路を紐解いてくれた、とても勉強になった本です。 「まとめると、女性脳は、ことの発端から、時系列に経緯を語りながら、そこに潜む真実や真理を探り出している。共感によって上手に話を聞いてもらうと、この作業の質が上がる。そうして、話終えるころにには、きっぱりと結論が出ているのである」 「このため、経緯を語り出したときには、気持ちよく着地までもっていくしかない。」 「そのようなわけで、対話には、女性が好むプロセス志向共感型と、男性が好むゴール指向問題解決型の二種類がある」 こういった内容は、普段、何気ない女性との会話で感じてはいたものの、人工知能研究者の著者が語るからこそ、納得感を持って実感できる。 「男は、気持ちを語れない」という小見出しの内容はとても共感ができる。 気持ちを語る女性と、気持ちを語れず、物事の良し悪しを客観的に語る男性の違い、その通り。まさに自分にも思い当たる節がある、と男性は思うに違いない。 「過去時間を労うこと。彼女が心を尽くしていることに気づき、ことばにしてあげよう」「女性にダメ出しをするなら、その場で率直に」 なんて、本当に日々の女性マネジメントにも活かせそうな言葉もちらほら。 早速、実践してみています。世の女性がこの本を読み、自分の上司の行動の変化に気づき、さらに先回りして世の中が上手く回れば良いな。  …